今年は終戦73年ですが、硫黄島でアメリカ人によって拾われた風呂敷が

73年という長い月日を経て、この度お檀家さんの家に還ってきました。

風呂敷に記載された名は、お檀家さんの戦死された父親であり、その風呂敷に印刷されていた店の

屋号を元に、追跡調査の上、奇跡的に戻ってきたわけです。

風呂敷を手に取って、妻と幼子を残し35歳で戦死されたその人の名前を見て、胸が熱くなりました。

近々、その方の供養をお寺ですることとなり、風呂敷も一緒に供養いたします。