栃木県足利市の樹木葬、永代供養がある寺院

住職の独り言

正善寺

木守りとは

毎朝の日課である落ち葉掃きですが、柿は葉が皆落ち、しだれ桜や桜や梅やもみじは、もう少しで全部落ちそうです。 柿の木のてっぺんに実を一つ残しておくことを『木守り』と呼んで、来年また実をつけてくれるように、とのおまじないだそ …

パンジー

花壇葬の花が夏から冬へ模様替えです。 マリーゴールドや日々草、今年のあの酷暑にもよく耐えてくれました。 お疲れ様でした。 今回植えたのはパンジーです。 周りを玉竜で囲んで、色とりどりのパンジーを植えました。 個人的には紫 …

メコン川を下るような・・・

先日のお葬式で、お施主様より 住職のお経(声明:歌のようなお経)を聞いていたら、 「緑の中を流れるメコン川をゆーっくり下っているような景色が浮かびました。」と言われました。 天台の声明を、心地よいと言って下さる方は大勢い …

汗をかいてこそ

正善寺の跡取り、本堂の回廊をモップ掛けです。 お坊さんは『汗をかいてナンボ』の世界だと思っています。 先代住職の 「誰だって自分の為には汗がかける。人の為にいかに汗をかくか、でその人の価値が分かる」 の言葉に、思わずうな …

比叡山

先日、檀信徒祖山参拝研修会に檀家さんを三人引率して参加してまいりました。 一泊二日という日程に、写経・坐禅・結縁潅頂(けちえんかんじょう:仏様とご縁を結ぶこと)・国宝殿 拝観・・・とタイトなスケジュールで、参加者はいささ …

ピンクの輪袈裟

この度、私の所にピンクの輪袈裟が来てくれました。 同じ教区の住職さんから、 「買ったはいいけど、改めて見るととても自分に似合うとは思えなくて・・・」と 私に譲って下さいました。 上品な薄いピンク色の輪袈裟です。 確かにそ …

硫黄島で拾われた風呂敷

今年は終戦73年ですが、硫黄島でアメリカ人によって拾われた風呂敷が 73年という長い月日を経て、この度お檀家さんの家に還ってきました。 風呂敷に記載された名は、お檀家さんの戦死された父親であり、その風呂敷に印刷されていた …

その背中、愛おしい

墓地掃除をしていたら、水鉢の縁にチョコンと小さな青蛙が! 私と目が合った途端にくるりと背中を向けましたが、 その小さな小さな背中がなんとも可愛らしく、思わず写真を撮ってしまいました! 無事に家に帰れますように。 &nbs …

ベジタリアンメニューで

先日、この度新しくご縁を結んだK野さんの四十九日法要の後、お食事をご馳走になりました。 ご用意下さっていたのは、私専用のベジタリアンメニューの数々で、 大豆タンパク使用のチンジャオロース、なす田楽、野菜の天ぷら、煮物、う …

托鉢!

過日、宇都宮駅前にて、西日本豪雨災害の救援募金の托鉢をしました。 15名の天台宗栃木教区の僧侶が集まり、声を上げて道行く人に慈悲心の大切さを訴えました。 エアコンも無い避難場所で、今も大勢の方が難儀をされています。 心よ …

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